IT業界ではシステム開発が中心的な業務だが、その業務に欠かせない存在がプログラマである。プログラマは名前の通りプログラミングを行うのがメインであり、設計書をもとに実際に動くシステムを作り上げるのが仕事だ。
エンジニアとして業界に就職したら、まずはこのプログラマとしてキャリアをスタートさせて、システム開発の基礎を学んでいくケースが多い。プログラミングスキルを習得しておけば、システムエンジニアなどにキャリアアップしてからも役に立つからである。

プログラマの仕事であるプログラミングには、開発するシステムや会社の方針などに応じてさまざまな言語が使われる。そのため、幅広い言語に対応できる人材の方が仕事の幅も広がるだろう。
そのため、これからエンジニアを目指してプログラミングの勉強も始めるのであれば、よく使われる主要な言語から始めてみるのをおすすめする。
特におすすめな言語がJavaだ。JavaはOSに依存せずに動作する汎用性の高いプログラミング言語で、処理速度も速いため多くの企業のシステム開発に採用されている。基幹システムはもちろん、モバイルアプリやゲーム開発にも向いているため、身につけておくと仕事の幅が大きく広がるのだ。
特に言語へのこだわりがない人は、Javaでプログラミングの基礎を身につけてみてはいかがだろうか。プログラマはキャリアアップの過程と考える人もいるが、スキルを極めればプログラマ単体としても高待遇・高年収を見込める職種である。ぜひこのことは覚えておいてほしい。